土木工事の仕事ってどうなの?真実に迫る!
車で通行していると、よく見かける風景かもしれませんね
特に3月は年度末でもあるので、それまでに工事を終えて完了検査を受ける必要がある為・・・
わりと道路工事をみかけると思われます。
今回は、私の経験から土木工事について触れていきますね
私の土木の経験としてはかなり古く大分かわっている可能性もありますが・・・
当時は、まだワープロが主流でパソコンへの切り替えで建設CALSにより130万画素のデジカメの採用もOKになった年からです
未だとデジカメは、当たり前ですよね~しかも当時は図面も手書きでドラフターで書かれている時代・・・
時代でいうとISDN全盛期・・・そのころにPCの導入から社内LANの構築、CADの導入などを担当してました。
事務員さんの補助として事務作業による申請書類の作成や・・・人が足りなければ現場に同行して測量の補助はしてました・・・
以前は公共工事の激減により倒産したり福祉施設へ転換された事業所もありますが・・・
東京オリンピックの開催に伴う工事の需要により、再び注目を集めました!
現場作業が大半を占める・・・
割と多いのは道路に関する作業があげられ・・・上の写真は道路の下地を固める様子ですが・・・
道路の拡幅工事(広げる)や側溝のグレーチングの設置、歩道の整備などがあげられます
一般的な作業員は現場仕事が大半で、基本的に現場で機械が触れれば問題ないです
幹部候補生や幹部にあたる方は・・・施工管理技士の資格を持っておられ現場作業員への指示の他、図面の作成など事務作業も当然ある
道路工事でも職種はそれぞれ違う!
知らない方からすれば全て同じ会社のように見えますが・・・
道路工事を例にしても、それぞれ管轄が別れます!
例えば道路工事にて片側交互通行が必要な場合、近年は信号機が設置され時間管理できるものもありますが・・・
交通誘導員は、別の会社になり・・・警備会社が請け負おう事が多め・・・
また、道路の施工にあたり・・・一部だけど剥いで施工をする場合には切込みを入れる必要があり・・・専用の重機(カッター)を持った会社が請け負う事が多いです
あとは道路の仕上げにあたり、アスファルトを重機のローラーで聖地したり横断歩道の白線を引くのも別の業者が請け負う事が多め・・・
冬場は除雪を受け持っている事が多い!
除雪の担当は会社のランクによっても請負が変わるようですが・・・
高ランクの会社だと国道を担当する事が多く、建設省の管轄に入ります!
多いのは市町村に属するもので・・・大雪の時に有限会社などの会社が担当している事が多いです
除雪には優先順位があり、国道>県道>町道となってます
私が所属していた職場は、ランクが高かった為か国道の除雪を担当しており・・・
6時間毎の積雪量の確認および気温の報告と、凍結防止剤を捲く散布車と除雪機の補助として助手席に同行してました。
若者不足な深刻な業界である・・・
この業界は電気工事の仕事と同じく若い世代が少ない業界でもあります!
特に現場作業での下積みから始まり・・・職人気質の方が多い業界でもあるので若者は敬遠しがち
業界として現場仕事が基本なので夏は暑いです
冬は雪で作業できない分、除雪を担当している会社も多い傾向です
どんな資格が必要なの?
基本的に運転免許を基に車の運転から始まり・・・
重機全般に資格が必要なので、夜間コースなどで会社負担により取得できる傾向にあります
道路工事のみを思い浮かべ気味ですが・・・
林道も工事に含まれるため・・・測量に、掘り起こした大石の除去は掘削など重機を使う仕事は多岐にわたります
材料などを運搬する際にワイヤーを通して持ち上げるには玉掛の資格も必要で、結構 資格が必要ですね
一言で土木と言っても会社によって得意・不得意分野は異なります・・・
特に施工管理技士を持っていると1つの現場の現場監督を務めれる為・・・所持していると重宝されます
若い世代で入社した場合は、会社負担で施工管理技士の取得まで補助して貰えることが多いようです!
入札は提出申請書類の作成から!
工事を請けるにあたり入札制度があり・・・工事を依頼する県や市町村などで工事に必要な予算があらかじめ決められています
入札は、その予定価格に最も近い業者が入札となり仕事を請け負う制度で・・・
あまりにも予定額より高かったり低すぎる場合は対象から外れます・・・
その為、工事資料を当時は事務員さんが手書きでノートを手に記帳に来られていたのが印象にあります
私自身は、当時からデジカメを活用してましたが・・・
この資料から必要な作業員さんや、必要な重機に材料などを計算する作業を積算と言い・・・
この積算による計算をもとに、各社が請け負う場合の金額を入札にいれる事になります
わりと積算は経験豊富な常務や部長クラスの方が作られている事が多い印象でした・・・
入札に伴う談合ってあるの?
時折、新聞でもみかける談合ですが・・・
入札制度はあれど、談合はあると断言できます!
詳しくは書けませんが・・・
土木工事って地元を始めとして事業者も多く、本当に入札制度により競い合っていたらキリが無い事もあり・・・
事前に入札予定価格を決めたうえで、今回はうちが貰うけど次回は・・・おたくねみたいな根回しは目にしました・・・
その為か、割と会社の世話役にあたる常務等は年配で・・・
各、事業所と話が出来る方だったり・・・OBで天下りで来られたりという方も多いとか・・・
信じるかどうかは、あなた次第です・・・
土木工事のまとめ
若い世代なら現場での経験を積みつつ施工管理技士まで取得すれば安泰コースとも言え・・・
施工管理技士を持っていれば、引っ張りだこの傾向がある・・・
陸上自衛隊なみに沢山の資格も取得できるので現場が嫌いでなくPCも触れるなら幹部候補もありえる・・・
現場作業における暑い・寒いが苦手な方やコミュケーションが苦手な方には向かないです
その他の仕事ってどうなの?
その他のサービス業についても書いてますので気になったら読んでいただけると幸いです











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